黄金時代のムード・ミュージック

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『ムード・ミュージックの楽しみ』〜心の仮想空間〜

http://www.vintage-mood.com


(その1)

ムード・ミュージック(ムード音楽)というジャンルを広げた初期のアーティストには、

マスター・オブ・ムード・ミュージックこと、ポール・ウエストンをはじめ、

ジャッキー・グリースン、ローレンス・ウエルクなどがおり、

日本では特に、パーシー・フェイスやマントヴァーニなどに絶大な人気がありました。

復刻CD『マイ・フェア・レディ』(ソニー・ミュージック)パーシー・フェイス楽団

パーシー・フェイスの名盤等の復刻もなさっている

ソニー・ミュージック・ダイレクトさんが、紙ジャケットの復刻CDを

製作するにあたり、原盤レコードを当ショップ・ページで

以前に購入してくださったことがありました。

そして後日、当ショップ・ページで購入くださった

LPジャケットを元にして製作された紙ジャケットCDが、

ソニー・ミュージックさんより発売されております。

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

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ムード・ミュージックというスタイルが完成するには、それなりの経緯があった訳ですが、

一体この名称を誰が最初に使ったか、というのには諸説あります。

上記のポール・ウエストンが最初に使ったと言う説や、1950年代に

日本コロムビア洋楽部の方が名付けた造語であった等という説です。

確かにポール・ウエストンは、ムード・ミュージックのパイオニアと呼ばれるほど古くから、

この手のスタイルの音楽を手掛け、自身のレコード・アルバムのタイトルに

「イージー・リスニング」そして「ムード・ミュージック」という言葉を用いたものがあります。

 

『レコードのムード』(EH-5000)

色々な楽団によるヴィンテージ・ムード・ミュージックを

25曲も詰め込んだ、おすすめのCDです!

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

参考音源:『レコードのムード』(EH-5000) より

「ホット・カナリー」ポール・ウエストン楽団

『Music For Dreaming / Music Formemories / Songs Without』輸入盤 復刻CD

 ポール・ウエストン楽団の夢見るようなムードのSPレコード・アルバム

 『Music For Dreaming』(1944年)および『Music Formemories』(1946年)、

 それに加え、アメリカのキャピトル・レコードが作詞のコンテスト用に作った、

 特殊なSP盤レコード・アルバム『Songs Without』を加えて復刻したCDです。

 甘いヴィンテージ・ムードが、スピーカーから一面に広がり、リラックス気分に浸れます。

 (ジャケットをクリックしていただくと、詳細が御覧になれます)

『Mood Music / Dream Time Music』輸入盤 復刻CD

 こちらはアメリカのキャピトル・レコードから、アメリカのCBSコロムビア・レコード

 に移籍して吹き込んだ2枚のLPレコード『Mood Music』と『Dream Time Music』を

 1枚のCDに収めたものです。このスタイルの演奏が世界中に流行った最盛期のレコードです。

 (ジャケットをクリックしていただくと、詳細が御覧になれます)

『Music For Easy Listening』輸入盤 復刻CD

 同名タイトルで、8曲入りの初期のLPがありますけれど、

 それとは違って1960年代後半以降に吹き込まれた作品のCD化。

 曲目も「ローラ」以外はLPと違っております。

 (ジャケットをクリックしていただくと、詳細が御覧になれます)

しかし、ポール・ウエストンよりもずっと前から「ムード・ミュージック」という言葉を

使っているアーティストが何名かいることがわかっています。

その一人はモートン・グールドで、彼が自身のレコード・アルバムのタイトルに

「ムード・ミュージック」という言葉を副題として使ったのが、

ひょっとしたら、最初か、あるいは本当に僅差で最初から数番目であると思われます。

モートン・グールド(Morton Goulld)は、テレビ朝日系列『日曜洋画劇場』の

初代エンディング・テーマに使用されていたコール・ポーター作曲の

「So In Love」のカヴァー演奏(ピアノは彼によるもの)を吹き込んだアーティストで、

この演奏は多くの方の要望により、当方の復刻CD

『レコードのムード』(EH-5000) に収録させていただいております。

ちなみに1950年代の日本では「モートン・グールド」ではなく、

「モートン・ゴールド」とも呼ばれていたようです。

テレビ朝日系列『日曜洋画劇場』初代エンディング・テーマ等収録の

『レコードのムード』(EH-5000)

 

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

まだテレビも一家に1台の時代。

日曜の夜、家族みんなで『日曜洋画劇場』を観終えて、淀川先生の名解説。

そして「あぁ明日は学校だぁ〜」なんていうタイミングで、

懐かしいモノラル・テレビから流れでた、この演奏を覚えている方も多いのでは?(笑)

参考音源:『レコードのムード』(EH-5000) より

「ソー・イン・ラヴ(So in Love)」モートン・グールド楽団

※ 補 足

昭和41年10月1日より、NET系列で『日曜洋画劇場』がスタートしました。

そして、放送から丸3年が経過した時、「NET-日曜洋画劇場」という

番組のレコード・アルバムが作られ、テイチク株式会社(現:株式会社テイチクエンタテインメント)さんより

発売されました。当時、番組で解説をされていた淀川長治さんのナレーションを入れ、

オープニング・テーマおよびエンディング・テーマを挟んで、名画のテーマ音楽の数々を収録したものです

(レコード・ジャケットは著作権の関係で掲載出来ませんので悪しからず)。

これは番組のレコード・アルバムとして発売されたものですが、収録のエンディング・テーマは、

モートン・グールド楽団が演じるオリジナル演奏をまねたカバー演奏になっております。

さて、そのモートン・グールドは、1996年に82歳で亡くなるまで、

非常に多くのレコードを発表しております。彼が最初に受け持っていた自身のラジオ番組では、

クラシックからポピュラー音楽まで幅の広いレパートリーを演奏し、

その上で彼自身が、人間観察による模様をピアノで表現するという

風刺音楽のアイデアを盛り込み、高い人気を得ていたそうです。

そこで、彼が出した最初のレコード・アルバム(ファースト・アルバム)は、

それらラジオでやっていた企画(風刺音楽)を含んだピアノ演奏でした。

『モートン・グールドの音楽』(EH-175)

〜オリジナル・ピアノ・コンポジションズ〜

 

このファースト・アルバムは、2008年5月に

当方で復刻させていただいております。

モートン・グールドが初めて世に出したレコード・アルバムを

そのまま復刻した歴史的音源。音楽的経験の醍醐味が味わえる1枚です。

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

 

参考音源:『モートン・グールドの音楽』(EH-175) より

「バレリーナ」モートン・グールドのピアノ

その「ムード・ミュージック」という言葉を副題として使ったという彼のレコード・アルバムは、

2番目に登場したセカンド・アルバムのことです。

しかし、ムード・ミュージックとしては、彼にとって最初のアルバムになります。

このアルバムの復刻も、既に当方でさせていただいておりますので、

詳細に御興味のある方は、こちらをお求め願いますが、アルバム・タイトルの副題として

「モートン・グールドが演奏したムード・ミュージックのアルバム」と名付けられているのです。

ファースト・アルバムのピアノとは一転して、

今回は甘いストリングス演奏だけの構成になっております。しかも曲目には、8曲中に3曲も

ニグロ・スピリチュアルを含んでおり、全体的に非常にもの悲しい雰囲気作りになっているのが特徴で、

真の意味でのムード・ミュージックの元祖といえます。パーシー・フェイスよりも、

マントヴァーニよりも、いち早くストリングス・ムードで試みている、

この古典名作を聴かずして、ムード・ミュージックは語れないでしょう。

モートン・グールドのセカンド・アルバムを復刻したCD

『ストリングスの夕べ』(EW-149)

 もの悲しいストリングスの調べが夕闇に木霊します・・・ 

 

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

マントヴァーニといえば、1951年からストリングス・スタイルの演奏に変更し、

「弦の滝」と愛称されるまでに優美な華麗さを持つ楽団として、大変有名になりました。

ムード・ミュージックがお好きな方には、知らない方などいないほどの存在ですね。

マントヴァーニの復刻CDは、世界中で沢山発売されておりますため、

当方ではレコード・コレクターによる少々マニアックな選曲で、

幻のシングル・バージョン「ラモーナ」をはじめとした

レコード・コンサートをイメージした復刻CDを作らせていただきました。

ちなみに、この企画のCDは、当方が世界初。

珍しくて素晴らしい作品の数々が楽しめます。

『マントヴァーニ・レコード・コンサート』(LC-117)

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

参考音源:『マントヴァーニ・レコード・コンサート』(LC-117) より

「メルバ・ワルツ」マントヴァーニ楽団

ストリングスで、ヨーロッパの横綱がマントヴァーニなら、

アメリカの横綱はパーシー・フェイスと言ってもよいでしょうか。

甘いストリングスを派手に使ったスタイルで「ロマンスの女神」と呼ばれるのが

パーシー・フェイスの演奏です。(このページのトップで紹介の

Sony Music さんから発売されているシリーズも参考にして下さい)

また、モートン・グールドのように自身のラジオ番組で活躍していた

初期の頃のパーシー・フェイスは、また違った魅力を持っていて、

ちょうど、その頃の初期の演奏を収めたのが

『パーシー・フェイスのソフト・ライツ・アンド・スウィート・ミュージック』

というアルバムで、当方でも復刻CDを作らせてもらっております。

ここでは格調高いシンフォニック系の演奏が楽しめます。

そして、彼のファースト・アルバムは、何とラテンもので、

こちらも復刻CDを御用意させていただきました。名品です!

『パーシー・フェイスの

  ソフト・ライツ・アンド・スウィート・ミュージック』(EH-155)

ラジオ番組で人気絶好調の時代に録音された作品。

彼のラジオ番組で、こんな音楽を放送していたのかと「音楽的経験」による

感動あふれる名演です。どの演奏も格調高く、古典的な

アメリカン・ムードをたっぷり、お楽しみいただけることでしょう。

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

参考音源:『パーシー・フェイスの

  ソフト・ライツ・アンド・スウィート・ミュージック』(EH-155) より

ウードルズ・オブ・ヌードルズ」パーシー・フェイス楽団

『パーシー・フェイスのフィエスタ・タイム』(EH-148)

 

パーシー・フェイスの記念すべきファースト・アルバムに、

当時のSP盤1枚を加えた歴史的ラテン・ムードの名演。

印象的なアレンジが、いつまでも心に残ります。

※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。

参考音源:『パーシー・フェイスのフィエスタ・タイム』(EH-148) より

ビン・バン・ブン」パーシー・フェイス楽団

現在の日本でも多くの方に知られていて、欧米でも代表的なアーティストである

マントヴァーニとパーシー・フェイスなどを中心に御紹介しましたが、

実際には星の数ほどの有名楽団が活躍しています。

欧米でレコードをある程度出していても、日本のレコード会社とのつながりがないために、

あるいは契約の関係から、我が国では紹介もされずにいたような一流アーティストも沢山おりました。

有名無名はともかく、当時活躍していた一流のアーティストを交えて、以降は種類ごとに

御紹介させていただきます。

黄金時代のムード・ミュージック(その2・・・ 執筆中)へ続く


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